女山ぞやま)” の例文
説明を聞きつつこれを見るに、穴はすなわち女山ぞやま式の水抜き穴で、これを連絡している筈の列石の明らかに点綴さるるところ、疑いもない神籠石だ。
周防石城山神籠石探検記 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
山門やまとはもうまし耶馬台やまと、いにしへの卑弥乎ひみこが国、水清く、野の広らを、稲ゆたに酒をかもして、菜はさはに油しぼりて、さちはふや潟の貢と、うづの貝・ま珠・照るはた。見さくるやわらべが眉に、霞引く女山ぞやま・清水。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
先年余が筑後女山ぞやまの遺蹟を調査した際にも、同君は親しく案内の労を執られた。
周防石城山神籠石探検記 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
夏かすむ女山ぞやまの岩の神籠石かうごいしけ鶯も谷にくだるか
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)