トップ
>
女姪
>
めい
ふりがな文庫
“
女姪
(
めい
)” の例文
幸に妙了の
女姪
(
めい
)
が一人
富田十兵衛
(
とみたじゅうべえ
)
というものの
妻
(
さい
)
になっていて、夫に
小母
(
おば
)
の事を話すと、十兵衛は快く妙了を引き取ることを諾した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
身の
女姪
(
めい
)
が神隠しにおうたあの話か。お身は、あの謎見たいないきさつを、そう
解
(
と
)
るかね。ふん。いやおもしろい。女姪の姫も、定めて喜ぶじゃろう。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
「わしは先生に言いたいことがある、ぜひ
女姪
(
めい
)
を家内にして貰いたい」
柳毅伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
甥
(
おい
)
、
女姪
(
めい
)
が敵討をするから、自分は留守を伜健蔵に
委
(
まか
)
せて置いて、助太刀に出たいと云うのである。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「先生がなかったなら、
女姪
(
めい
)
は
涇陵
(
けいりょう
)
の土となるところであった」
柳毅伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
時に
女姪
(
めい
)
の姫だが——。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
「ふん」と云って、叔父は
良
(
やや
)
久
(
ひさ
)
しく
女姪
(
めい
)
の顔を見ていた。そしてこう云った。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
姪
漢検準1級
部首:⼥
9画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形