“奉願上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねがひあげたてまつり50.0%
ねがいあげたてまつり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乍恐(おそれながら)以書付(かきつけをもつて)奉願上(ねがひあげたてまつり)候
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以て奉願上(ねがひあげたてまつり)候一赤坂傳馬町長助店道十郎後家光奉申上候去(さんぬ)る寶永七年八月廿八日拂曉(ふつげう)芝(しば)札(ふだ)の辻(つじ)に於て麹町三丁目町醫(まちい)村井長庵弟十兵衞國元(くにもと)へ出立仕候節(せつ)人手(ひとで)に罹(かゝ)り相果候其場(そのば)に私し夫(をつと)道十郎所持印付(しるしつき)の傘(かさ)捨(すて)有之候より道十郎へ御疑念(ごぎねん)相掛(あひかゝ)り候哉其節の御月番中山出雲守樣御奉行所へ夫道十郎儀病中(びやうちう)御召捕(おめしとり)に相成入牢(じゆらう)仰(おほ)せ付けられ候處御吟味中牢死仕つり死骸の儀は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
諸処方々無沙汰(ぶさた)の不義理重なり中には二度と顔向けさへならぬ処も有之(これあり)候ほどなれば何とぞ礼節をわきまへぬは文人無頼(ぶらい)の常と御寛容のほど幾重(いくえ)にも奉願上(ねがいあげたてまつり)候。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)