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天下人
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てんかびと
ふりがな文庫
“
天下人
(
てんかびと
)” の例文
天下は
暗澹
(
あんたん
)
——いずれ、光明の
冠
(
かんむり
)
をいただく
天下人
(
てんかびと
)
はあろうが、その
道程
(
どうてい
)
は
刀林地獄
(
とうりんじごく
)
、
血汐
(
ちしお
)
の
修羅
(
しゅら
)
じゃ。この
秀吉
(
ひでよし
)
のまえにも多難な
嶮山
(
けんざん
)
が
累々
(
るいるい
)
とそびえている
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早や
天下人
(
てんかびと
)
の
虚態
(
きょたい
)
を
装
(
よそお
)
うなど、沙汰のかぎり、徳川家として、それを許しておるべきではない
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
異国人の眼にすら光秀の無理な力で持った「
天下人
(
てんかびと
)
」の威権はそう観察されていた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勝てば、直ちに、明日からは、
天下人
(
てんかびと
)
ともいわれる約束をもつ彼が、もしこの間に毛ほどでも、明日以後の世や一身の栄えを思っていたら、決してこんな赤裸一挙の勝負を果し得るものではない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
将来
天下人
(
てんかびと
)
の
兆瑞
(
ちょうずい
)
がお見えあそばすということ、君のおんためには死も一
毛
(
もう
)
より軽しということ、それから、こんどは手まえ
味噌
(
みそ
)
で天下の
野武士
(
のぶし
)
はわが指一本にうごくというじまん、
幻術
(
げんじゅつ
)
は天下
無双
(
むそう
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
果たして
天下人
(
てんかびと
)
たる
器
(
うつわ
)
を備えておられるでしょうか
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……が、殿。……あなた様こそは、かかる時代に、生れあわせ、また選ばれたるものぞと、御自身、お思いにはなりませぬか。……つらつら半兵衛が、見上げ奉るところでは、あなた様は、ゆめ、
天下人
(
てんかびと
)
たらんなどとは、野望しておいででない」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“天下人”の解説
天下人(てんかびと / てんかにん)とは、天下の政権を掌握した人のことをいう。主に戦国時代から江戸時代初期にかけ、天下の政権を掌握した武将を指す。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“天下”で始まる語句
天下
天下茶屋
天下一
天下太平
天下大吉
天下中
天下取
天下堂
天下野
天下一品