大要たいよう)” の例文
これが名所記の大要たいようであるが、名所記には夜啼の松のみを説いて夜啼石を語つてゐない。そうして
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
発見者はっけんしゃは、老人ろうじんうちのすぐとなりにんでいて、去年きょねんあたり開業かいぎょうした島本守しまもとまもるという医学士いがくしだつたが、島本医師しまもといしは、警察けいさつ事件じけん通報つうほうすると同時どうじに、大要たいようつぎのごとく、その前後ぜんご事情じじょうべた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
これが東海道名所図絵の記事の大要たいようである。
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)