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大水
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おほみづ
ふりがな文庫
“
大水
(
おほみづ
)” の例文
藪
(
やぶ
)
のあるのは
旧
(
もと
)
大
(
おほき
)
いお
邸
(
やしき
)
の
医者様
(
いしやさま
)
の
跡
(
あと
)
でな、
此処等
(
こゝいら
)
はこれでも一ツの
村
(
むら
)
でがした、十三
年
(
ねん
)
前
(
ぜん
)
の
大水
(
おほみづ
)
の
時
(
とき
)
、から一
面
(
めん
)
に
野良
(
のら
)
になりましたよ、
人死
(
ひとじに
)
もいけえこと。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
江東橋
(
かうとうばし
)
を渡つた向うもやはりバラツクばかりである。僕は円タクの窓越しに
赤錆
(
あかさび
)
をふいた
亜鉛
(
トタン
)
屋根だのペンキ塗りの
板目
(
はめ
)
だのを見ながら、確か明治四十三年にあつた
大水
(
おほみづ
)
のことを思ひ出した。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
菊枝
加旃
(
それに
)
また加茂川の
大水
(
おほみづ
)
。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
“大水”の意味
《名詞》
大 水(おおみず、たいすい)
(おおみず、たいすい)洪水。
(たいすい)大きな川や湖。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“大水”で始まる語句
大水上