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大掃除
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おおそうじ
ふりがな文庫
“
大掃除
(
おおそうじ
)” の例文
これすなわち僕の若返りの
工夫
(
くふう
)
である。要するに
脳髄
(
のうずい
)
のうちに折々
大掃除
(
おおそうじ
)
を行って、
煤
(
すす
)
、
埃
(
ごみ
)
、
芥
(
あくた
)
、
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
等をみな払うことをしたい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
娑婆
(
しゃば
)
にある大きな蒸汽機械も折々休息をさせて
大掃除
(
おおそうじ
)
もしなければ
塵
(
ごみ
)
が
溜
(
た
)
まったり油が切れたりして
直
(
じ
)
きに機械が壊れてしまう。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
大掃除
(
おおそうじ
)
のときなどに縁側に取り出されているこの銅の虎を見るたびに当時の記憶が繰り返される。大掃除の時季がちょうどこの思い出の時候に相当するのである。
B教授の死
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
彼方
(
あち
)
も
此方
(
こち
)
も養蚕前の
大掃除
(
おおそうじ
)
、
蚕具
(
さんぐ
)
を乾したり、ばた/\
莚
(
むしろ
)
をはたいたり。月末には早い
処
(
とこ
)
では
掃
(
は
)
き立てる。蚕室を
有
(
も
)
つ家は少いが、
何様
(
どん
)
な家でも少くも一二枚
飼
(
か
)
わぬ家はない。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“大掃除”の意味
《名詞》
特に念入りに行う掃除。古くは春と秋に、近年では一般的に年末に行われ、家の内外隅々まで整理・掃除する習慣。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
掃
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“大掃”で始まる語句
大掃溜