大丈夫でえぢやうぶ)” の例文
「なあに、がためるところけてせえけば大丈夫でえぢやうぶなものさ、田植たうゑまでるやうににはめてくのよ」亭主ていしゆ自分じぶんわん牛蒡ごぼうはさんでいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
堆肥つみごえぎようさん入れて一寸でも二寸でも甘土あ肥やすし、上手かみての方さ土手作つて雨降つても大丈夫でえぢやうぶのやうな工夫もした。そしてやつとこさ四俵はとれるやうになつたんや。
黎明 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)