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墨水
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ぼくすい
ふりがな文庫
“
墨水
(
ぼくすい
)” の例文
お話が古くなっていけないというので
墨水
(
ぼくすい
)
師匠などはなるたけ新しい処を伺うような訳ですが手前の処はやはりお古い処で御勘弁を願いますような訳で
煩悶
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
その応募者のうちに
把栗
(
はりつ
)
、
墨水
(
ぼくすい
)
、
波静
(
はせい
)
、
梅龕
(
ばいがん
)
、
俎堂
(
そどう
)
等の名を見出した事。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
墨水
(
ぼくすい
)
の風月を愛してここに
居
(
きょ
)
を
卜
(
ぼく
)
した文雅の士は
勝
(
あ
)
げるに堪えない。
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ああ、
師父
(
しふ
)
か。師父はな、これより北の
方
(
かた
)
、二千八百里、この
流沙河
(
りゅうさが
)
が
赤水
(
せきすい
)
・
墨水
(
ぼくすい
)
と落合うあたりに、
庵
(
いおり
)
を結んでおられる。お前さんの
道心
(
どうしん
)
さえ堅固なら、ずいぶんと、
教訓
(
おしえ
)
も垂れてくだされよう。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“墨”で始まる語句
墨
墨汁
墨染
墨痕
墨色
墨付
墨西哥
墨絵
墨堤
墨屋敷