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垢脱
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あかぬ
ふりがな文庫
“
垢脱
(
あかぬ
)” の例文
その
文章
(
ぶんしやう
)
も如何にもすつきりと
垢脱
(
あかぬ
)
けがして居て、讀んで居ては、實に
氣持
(
きもち
)
の
好
(
い
)
いものですが、
特
(
とく
)
に氏の長所である
心理描寫
(
しんりべうしや
)
といふ點に就て云へば
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
気爽
(
きさく
)
らしい叔母はちょッと
垢脱
(
あかぬ
)
けのした女であった。
眉
(
まゆ
)
の薄い
目尻
(
めじり
)
の下った、ボチャボチャした色白の顔で、愛嬌のある口元から金歯の光が
洩
(
も
)
れていた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
すでに七八
歳
(
さい
)
になっているので、ちょっと中年を過ぎた落付きを持っているので、その魅力は
垢脱
(
あかぬ
)
けがしていた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ギョロリッとして
怜悧相
(
りこうそう
)
で
垢脱
(
あかぬ
)
けた
小意気
(
こいき
)
な男でございます。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“垢”で始まる語句
垢
垢抜
垢染
垢離
垢離場
垢拔
垢膩
垢光
垢穢
垢附