トップ
>
垂絹
ふりがな文庫
“垂絹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たれぎぬ
75.0%
たれ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たれぎぬ
(逆引き)
部屋の四周には、窓や入口のドアさえ残さないで、天井から床まで、
真紅
(
まっか
)
な重々しい
垂絹
(
たれぎぬ
)
が豊かな
襞
(
ひだ
)
を作って懸けられていた。
赤い部屋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
わたしは
昨日
(
きのう
)
の
午
(
ひる
)
少し過ぎ、あの夫婦に出会いました。その時風の吹いた
拍子
(
ひょうし
)
に、
牟子
(
むし
)
の
垂絹
(
たれぎぬ
)
が上ったものですから、ちらりと女の顔が見えたのです。
藪の中
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
垂絹(たれぎぬ)の例文をもっと
(3作品)
見る
たれ
(逆引き)
人目について恥をかきそうな不安を覚えながら、源氏は導かれるままに中央の
母屋
(
もや
)
の几帳の
垂絹
(
たれ
)
をはねて中へはいろうとした。
源氏物語:03 空蝉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
垂絹(たれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
“垂”で始まる語句
垂
垂下
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂氷
垂簾
垂水
“垂絹”のふりがなが多い著者
紫式部
江戸川乱歩
芥川竜之介