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国表
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くにおもて
ふりがな文庫
“
国表
(
くにおもて
)” の例文
旧字:
國表
委細
(
いさい
)
は後で話す。逃げ隠れする程なら、大牟田公平は、
遙々
(
はるばる
)
、
国表
(
くにおもて
)
から出て来て、しかもここまで参りはいたさん。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時は別におとがめも受けないが、
国表
(
くにおもて
)
へつくと早速「差控え」を食うことになっている。図々しいのになると、差控えの五犯も六犯も重ねて平気な奴がある。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
祖五郎は又信州上田在中の条にいる姉の
許
(
もと
)
へも手紙を送る。一度お
国表
(
くにおもて
)
へ行って来るとのみ
認
(
したゝ
)
め、別段細かい事は書きません。さて両人は美作の国を指して
発足
(
ほっそく
)
いたしました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
島津も、早々に
国表
(
くにおもて
)
へ引きとるようにとつれないお返事だったということだった。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土