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国替
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くにがえ
ふりがな文庫
“
国替
(
くにがえ
)” の例文
この上水井戸は、
藩祖
(
はんそ
)
長直公
(
ながなおこう
)
が、
常陸
(
ひたち
)
の
笠間
(
かさま
)
からお
国替
(
くにがえ
)
になった折に、領民のため、こうして城下の辻々に掘っておかれた有難い恩水なのじゃ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さりながら一旦切腹と思定め候
某
(
それがし
)
、
竊
(
ひそか
)
に時節を相待ちおり候ところ、
御隠居
(
ごいんきょ
)
松向寺殿は申に及ばず、その頃の御当主妙解院殿よりも出格の御引立を
蒙
(
こうむ
)
り、寛永九年御
国替
(
くにがえ
)
の
砌
(
みぎり
)
には
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
すると御家老様の仰しゃるには、いずれ秋には、浅野家の後へ、お
国替
(
くにがえ
)
してくる何処かの御家中が見るだろう、誰が見ようと咲く花にちがいはなし、
萎縮
(
いじけ
)
た花は残しとうないからと仰しゃる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
替
常用漢字
中学
部首:⽈
12画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土