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喬生
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きょうせい
ふりがな文庫
“
喬生
(
きょうせい
)” の例文
牡丹燈記の話は、
明州
(
めいしゅう
)
即ち今の
寧波
(
にんぽう
)
に
喬生
(
きょうせい
)
と云う
妻君
(
さいくん
)
を無くしたばかしの
壮
(
わか
)
い男があって、正月十五日の
観燈
(
かんとう
)
の晩に
門口
(
かどぐち
)
に立っていた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鎮明嶺
(
ちんめいりょう
)
の下に住んでいる
喬生
(
きょうせい
)
という男は、年がまだ若いのにさきごろその妻を
喪
(
うしな
)
って、男やもめの心さびしく、この元霄の夜にも
燈籠
(
とうろう
)
見物に出る気もなく、わが家の
門
(
かど
)
にたたずんで
世界怪談名作集:18 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
瞿佑
(著)
鎮明嶺
(
ちんめいれい
)
の
下
(
もと
)
に住んでいる
喬生
(
きょうせい
)
という男は、年がまだ若いのに先頃その妻をうしなって、男やもめの心さびしく、この元宵の夜にも燈籠見物に出る気もなく、わが家の
門
(
かど
)
にたたずんで
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
喬生
(
きょうせい
)
も
己
(
じぶん
)
の家の
門口
(
かどぐち
)
へ立って、観燈の
夜
(
よ
)
の模様を見ていた。
鎮明嶺
(
ちんめいれい
)
の下に住んでいるこの
壮
(
わか
)
い男は、
近比
(
ちかごろ
)
愛していた女房に死なれたので
気病
(
きやまい
)
のようになっているところであった。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
喬生
(
きょうせい
)
も自分の家の門口へ立って、観燈の夜の模様を見ていた。
鎮明嶺
(
ちんめいれい
)
の下に住んでいるこの若い男は、近頃愛していた女房に死なれたので、
気病
(
きやまい
)
のようになっているところであった。
牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
喬
漢検準1級
部首:⼝
12画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“喬”で始まる語句
喬木
喬
喬瑁
喬朝
喬僉知
喬介
喬家
喬国老
喬木林
喬公