“喪(な)” の例文
佐兵衞夫婦は丁度生れたばかりの總領を喪(な)くして、悲歎にくれて居る時だつたので、そのまゝ總領の乳母を留め置いて彌三郎を育てました。
と、自分の児供を喪(な)くした時でもこれほど落胆すまいと思うほどに弱り込んでいた。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
両親も財産も喪(な)くしてしまった裸一貫の丈太郎ですが、この二人の間を割(さ)くほどの強い力は「死」より外にはありません。
佐兵衛夫婦はちょうど生れたばかりの総領を喪(な)くして、悲歎にくれている時だったので、そのまま総領の乳母(うば)を留め置いて弥三郎を育てました。
父親が喪(な)くなると、すっかり羽を延してしまった秀吉は、やくざ者の仲間に入って久離(きゅうり)切られ、母と妹のお梅は、かなりの財産と一緒に、叔父に当る黒木長者の孫右衛門に引取られましたが
父親が喪(な)くなると、すつかり羽を延ばしてしまつた秀吉は、やくざ者の仲間に入つて久離(きうり)切(き)られ、母と妹のお梅は、かなりの財産と一緒に、叔父に當る黒木長者の孫右衞門に引取られましたが