“阻喪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そそう66.7%
そさう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうした騒々しいアパートの住居者たちも、千鳥足は夏場とかわりないが、寒いので精神が阻喪そそうしているのか、すでにひっそりと寝についている気配である。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
独逸ドイツの前線にも、聯合国側ほど豊富に女性の慰問の手紙や篤志とくし看護婦がどんどん行っていたら、戦争の末期に、あんなひどい意気の阻喪そそうの仕方はしなかったろうという事も聞いて知っています。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
シカモ、彼等ノ一人モ意気精神ノ阻喪そさうスルモノヲ見ザリキ。