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喚
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ワメ
ふりがな文庫
“
喚
(
ワメ
)” の例文
其鴨みたいに、首を捻ぢちぎられて、何も
訣
(
ワカ
)
らぬものになつたことも。かうつと——姉御が、墓の戸で哭き
喚
(
ワメ
)
いて、歌をうたひあげられたつけ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皆が、大きな
喚
(
オラ
)
び聲を、擧げて居たつけな。あの聲は殘らず、おれをいとしがつて居る、半泣きの
喚
(
ワメ
)
き聲だつたのだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
皆が、大きな
喚
(
オラ
)
び聲を、擧げて居たつけな。あの聲は殘らず、おれをいとしがつて居る、半泣きの
喚
(
ワメ
)
き聲だつたのだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皆が、大きな
喚
(
オラ
)
び声を、挙げて居たつけな。あの声は残らず、おれをいとしがつて居る、半泣きの
喚
(
ワメ
)
き声だつたのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かうつと——姉御が、墓の戸で哭き
喚
(
ワメ
)
いて、歌をうたひあげられたつけ。「
巖石
(
イソ
)
の
上
(
ウヘ
)
に生ふる
馬醉木
(
アシビ
)
を」と聞えたので、ふと、冬が過ぎて、春も
闌
(
タ
)
け初めた頃だと知つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
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かうつと——姉御が、墓の戸で哭き
喚
(
ワメ
)
いて、歌をうたひあげられたつけ。「
巖石
(
イソ
)
の
上
(
ウヘ
)
に生ふる
馬醉木
(
アシビ
)
を」と聞えたので、ふと、冬が過ぎて、春も
闌
(
タ
)
け初めた頃だと知つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
又、さう言ふ芸能の代表者の背後には、幾千万のみじめらしい芸の乞士が、古い歴史を負うて、おなじく古き世より持ち伝へた芸能に、
喚
(
ワメ
)
き、踊り、狂うて居たのであつた。
文芸の力 時代の力
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
喚
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“喚”を含む語句
叫喚
喚起
喚声
喚叫
招喚
阿鼻叫喚
召喚
喚出
喚問
喚上
泣喚
喚子鳥
喚覚
叫喚合唱
想念喚起
大叫喚
喚発
喚鈴
愛嬌喚
喚醒
...