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喘
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あへぎ
ふりがな文庫
“
喘
(
あへぎ
)” の例文
此故に起きよ、
萬
(
よろづ
)
の戰ひに勝つ魂もし重き肉體と共になやみくづほるゝにあらずば之をもて
喘
(
あへぎ
)
に勝て 五二—五四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
「宮!」と
奮
(
ふる
)
つて呼びしかど、
憫
(
あはれ
)
むべし、その声は苦き
喘
(
あへぎ
)
の如き者なりき。我と吾肉を
啖
(
くら
)
はんと想ふばかりに
躁
(
あせ
)
れども、貫一は既に声を立つべき力をさへ失へるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そぞろなり、わかき
喘
(
あへぎ
)
に
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
また走りて疲れたる人その侶におくれ、ひとり歩みて腰の
喘
(
あへぎ
)
のしづまる時を待つごとく 七〇—七二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
心臓の
喘
(
あへぎ
)
さながら
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
喘
漢検1級
部首:⼝
12画
“喘”を含む語句
喘々
息喘
喘息
残喘
余喘
喘鳴
痰喘
喘息持
喘息病
喘咽
喘歩
喘聲
発喘
餘喘