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喘息持
ふりがな文庫
“喘息持”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんそくもち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんそくもち
(逆引き)
新聞買はずとも世間の噂は
金棒引
(
かなぼうひき
)
の女房によつて仔細に伝へられ、
喘息持
(
ぜんそくもち
)
の隠居が
咳嗽
(
せき
)
は頼まざるに夜通し泥棒の用心となる。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
この姉は
喘息持
(
ぜんそくもち
)
であった。年が年中ぜえぜえいっていた。それでも生れ付が非常な
癇性
(
かんしょう
)
なので、よほど苦しくないと決して
凝
(
じっ
)
としていなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
息をセッセはずまして——彼は
喘息持
(
ぜんそくもち
)
である——はたから見るも気の毒な位だ。さりながら彼は毫も自分に対して気の毒な感じを持って居らぬ。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
喘息持(ぜんそくもち)の例文をもっと
(6作品)
見る
喘
漢検1級
部首:⼝
12画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
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喘息病
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吉川英治