問詰とひつめ)” の例文
掛て飴色網代に仕立したてしは此伊賀亮が計ひなり如何に越前守此儀あしかるべきやと問詰とひつめれば越前守は言葉なく無念におもへども理の當然なれば齒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
するぞて藤兵衞が所持しよぢの脇差を如何の譯で汝ぢが手にいりたるぞサア/\其譯そのわけ白状すべしと問詰とひつめられて彌十は苦痛くつう堪兼たへかねとても免れぬ處と覺悟を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺したに相違は有舞あるまひなと問詰とひつめられしかば段右衞門はハツと首を御意ぎよいの通り鈴ヶ森に於て三度飛脚の彌兵衞を殺し金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)