商鞅しょうおう)” の例文
王子比干や商鞅しょうおうも韓非子も高青邱も、呉子胥や文天祥も、死刑となった。木内宗五も吉田松陰も雲井竜雄も、江藤新平も赤井景韶も富松正安も、死刑となった。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
秦の商鞅しょうおうは自分の制定した法律のために関下かんかやどせられず、「嗟乎ああ法をつくるの弊いつここに至るか」
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
商鞅しょうおうはまだ年こそ若いが、世にもまれなすぐれた才能をもっております。陛下がもしこの男を
漢王は、その前時代の、秦の商鞅しょうおうが、苛政、暴政をいて、民を苦しめたあとなので、いわゆる三章の寛仁な法をもって、まず民心を馴ずませたのだ。——前蜀の劉璋は、暗弱、紊政ぶんせい
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
韓非子かんぴし商鞅しょうおう李斯りしらの英傑が刑名法術の政策を用いたからであって、その二世にして天下を失うに至ったのは、書を焚き儒をあなにしたに基づくことは、人の知るところであるが
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)