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しなじな
ふりがな文庫
“
品々
(
しなじな
)” の例文
期を知るという事は、早き期を知り、遅き期を知り、のがるる期を知り、のがれざる期を知る、一流直通という極意あり、
此事
(
このこと
)
品々
(
しなじな
)
口伝
(
くでん
)
なり。
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
自分
(
じぶん
)
の
国
(
くに
)
でとれる
米
(
こめ
)
や、
名産
(
めいさん
)
・
特産
(
とくさん
)
の
品々
(
しなじな
)
を、このくらやしきにおくってきて、それを
大阪
(
おおさか
)
の
商人
(
しょうにん
)
に
売
(
う
)
りわたして、
自分
(
じぶん
)
の
国
(
くに
)
の
財政
(
ざいせい
)
をまかなうことになっていました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
シューラは
急
(
いそ
)
いでポケットの中から、この
年頃
(
としごろ
)
の男の子につきものになっている
他愛
(
たあい
)
のない
品々
(
しなじな
)
を、すっかり出して見せた——それから
両方
(
りょうほう
)
のポケットもひっくり
返
(
かえ
)
した。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
いや、
御身
(
おみ
)
たち、(村人と
禰宜
(
ねぎ
)
にいう)この
婦
(
おんな
)
を案内に
引立
(
ひった
)
てて、臨場裁断と申すのじゃ。怪しい
品々
(
しなじな
)
かっぽじって
来
(
こ
)
られい。証拠の上に、根から
詮議
(
せんぎ
)
をせねばならぬ。さ、婦、立てい。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
々
3画
“品々”で始まる語句
品々万書留帳