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和氏
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かずうじ
ふりがな文庫
“
和氏
(
かずうじ
)” の例文
尊氏は帰るとさっそく朝廷に奏請して、亀山殿のあとを一大寺とする手つづきをすませ、
高
(
こう
)
ノ
師直
(
もろなお
)
と細川
和氏
(
かずうじ
)
のふたりを
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先ぶれが一騎、早くにつたえていたとみえ、
宿
(
しゅく
)
の入口までくると、上杉
憲房
(
のりふさ
)
と細川
和氏
(
かずうじ
)
のふたりが迎えに立っていた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
酒飯
(
しゅはん
)
を出して、もてなすなどの有様だったし、
和氏
(
かずうじ
)
らが帰るさいには、脇屋義助をよんで、きのう新田方の武士が
拉
(
らっ
)
して来た喧嘩相手の若侍の身を
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で彼は、先に、千寿王の鎌倉攻め参加が首尾よくおこなわれたと聞くやいな、家臣細川
和氏
(
かずうじ
)
に、旨をふくませて
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢作を立つまえに、上杉憲房と細川
和氏
(
かずうじ
)
は、彼のそばからその姿を消していた。ふたりは高氏の何らかの意をおびて、京へと、先に急いでいたのであった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「かたちは、さもあれ、
名分
(
めいぶん
)
の上においてはだ。あくまで、わが足利家は新田を
誅伐
(
ちゅうばつ
)
するものと世上へ
唱
(
とな
)
えろ。——
和氏
(
かずうじ
)
からも、その義貞弾劾の件は、聞いたであろうが」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「二位殿(高時の妾)の御所に仕えていた者であろ。……かねて
和氏
(
かずうじ
)
から聞いていた」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上杉
憲顕
(
のりあき
)
や細川
和氏
(
かずうじ
)
やまた
高
(
こう
)
ノ
重茂
(
しげもち
)
らがつき添って、関東地方をかため、とくに
斯波
(
しば
)
家長は、東国における実戦では経験第一の者なので、利根川へも彼が大将としてのぞんでいるとのことだった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、かたわらの細川
和氏
(
かずうじ
)
が同意をよせた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
和氏
(
かずうじ
)
か」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“和氏”の解説
和氏(やまとうじ)は、「和」を氏の名とする日本の渡来氏族。姓(カバネ)は史。倭・養徳とも記される。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“和”で始まる語句
和
和尚
和蘭
和睦
和泉
和子
和蘭陀
和歌
和女
和郎