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君長
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ひとこのかみ
ふりがな文庫
“
君長
(
ひとこのかみ
)” の例文
訶和郎
(
かわろ
)
と
卑弥呼
(
ひみこ
)
を包んだ
兵士
(
つわもの
)
たちは、
君長
(
ひとこのかみ
)
に率いられて、遠巻きに鹿の群れを巻き包んで来た
耶馬台
(
やまと
)
の国の兵士であった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
しかし、
君長
(
ひとこのかみ
)
の葬礼は
宮人
(
みやびと
)
たちの手によって、小山の頂きで行われた。二人の
宿禰
(
すくね
)
と九人の
大夫
(
だいぶ
)
に代った十一の
埴輪
(
はにわ
)
が、王の
柩
(
ひつぎ
)
と一緒に埋められた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
卑弥呼
(
ひみこ
)
の足音が
高縁
(
たかえん
)
の板をきしめて響いて来た。
君長
(
ひとこのかみ
)
の
反耶
(
はんや
)
は、竹の
遣戸
(
やりど
)
を童男に開かせた。
薄紅
(
うすくれない
)
に染った
萩
(
はぎ
)
の花壇の上には、霧の中で数羽の鶴が舞っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“君”で始まる語句
君
君子
君寵
君達
君等
君香
君臨
君側
君美
君子人