“君侯”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
くんこう	66.7%
との	33.3%

くんこう

○百樹（もゝき）曰、余（よ）仕（つかへ）に在し時同藩の文学関先生の話（はなし）に、　君侯（くんこう）封内（ほうない）の（丹波笹山）山に天然（てんねん）に磨（ひきうす）の状（かたち）したる石をつみあげて柱（はしら）のやうなるを並（ならべ）て絶壁（ぜつへき）をなし、満山（まんざん）此石ありとかたられき。

北越雪譜：06 北越雪譜二編 (新字旧仮名) ／ 鈴木牧之、山東京山(著)

○百樹（もゝき）曰、余（よ）仕（つかへ）に在し時同藩の文学関先生の話（はなし）に、　君侯（くんこう）封内（ほうない）の（丹波笹山）山に天然（てんねん）に磨（ひきうす）の状（かたち）したる石をつみあげて柱（はしら）のやうなるを並（ならべ）て絶壁（ぜつへき）をなし、満山（まんざん）此石ありとかたられき。

北越雪譜：03 北越雪譜初編 (新字旧仮名) ／ 鈴木牧之、山東京山(著)

との

「はっ……。なれども、いかに仰せられましょうと、君侯（との）のお目をかすめ奉って、左様な道ならぬ不義は霧島京弥、命にかけても相成りませぬ。それにまた——」

旗本退屈男：01 第一話　旗本退屈男 (新字新仮名) ／ 佐々木味津三(著)

“君侯”の意味

《名詞》

自分が出仕する諸侯に対する敬語。
(出典:Wiktionary)

君	常用漢字 小３ 部首:⼝ 7画
侯	常用漢字 中学 部首:⼈ 9画