トップ
>
吃度
>
きっと
ふりがな文庫
“
吃度
(
きっと
)” の例文
ビアトレスさん、余り心配なさらないがいいです。伯父さんもいることですから、小母さんの為には、どんな事でもして
吃度
(
きっと
)
小母さんの御心配を
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
たとえそれは泥がついていなくとも、リノリュームの
脂
(
あぶら
)
かなんかがきっと表面に付着するだろう。それを反射光線を使い顕微鏡で拡大すれば
吃度
(
きっと
)
足跡が出るに違いない。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
食べものなんかも、
吃度
(
きっと
)
うるさくて、江戸前の料理ばっかり食べて居られるに違いあるまい。
食べたり君よ
(新字新仮名)
/
古川緑波
(著)
松さんの前で、そう言っちゃ何だが、でも船頭に限って
吃度
(
きっと
)
忘れ物をするのでね。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
決して私めが
僣上
(
せんじょう
)
に岩沼子爵の御令嬢をどうのこうのとは
申
(
もうし
)
ませぬから、金円品物は
吃度
(
きっと
)
御持帰り下され、
併
(
しか
)
しまざ/\と夫婦約束までしたあの
花漬売
(
はなづけうり
)
は、心さえ変らねばどうしても女房に持つ覚悟
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
扉を破って入ったときに、室内に圧力の高い瓦斯と空気が充満していたものだったら、私は
吃度
(
きっと
)
強く吹きとばされた筈です。しかし一向そんな
風
(
ふう
)
もなく、普通の部屋へ入るのと同じ感じでありました。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
吃
漢検準1級
部首:⼝
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“吃”で始まる語句
吃驚
吃
吃逆
吃々
吃水
吃又
吃水線
吃者
吃驚仰天
吃音