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古畳
ふりがな文庫
“古畳”の読み方と例文
旧字:
古疊
読み方
割合
ふるだたみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるだたみ
(逆引き)
三坪程の木小屋に
古畳
(
ふるだたみ
)
を敷いて、眼の少し下って
肥
(
こ
)
え
脂
(
あぶら
)
ぎったおかみは、例の如くだらしなく胸を開けはだけ、おはぐろの
剥
(
は
)
げた歯を桃色の
齦
(
はぐき
)
まで見せて
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
あまりの
不憫
(
ふびん
)
さに無常を感じ、法体となって名を
蔵主
(
ぞうす
)
と改めたと見しは夢、まことは野原の妖狐にあべこべに化かされて、
酒菰
(
さかごも
)
古畳
(
ふるだたみ
)
を
袈裟
(
けさ
)
衣
(
ころも
)
だと思っていたという筋である。
仇討たれ戯作
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
小学校を出るとすぐ、多分その年の夏時分だったろう、祖母は裏の物置小屋の土間に
松丸太
(
まつまるた
)
かなんかで床をつくり、その上に二、三枚の
古畳
(
ふるだたみ
)
を敷いて、それを私の部屋にあてがった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
古畳(ふるだたみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代
“古畳”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
金子ふみ子
徳冨蘆花
林不忘
泉鏡花