“松丸太”の読み方と例文

読み方	割合
まつまるた	100.0%

まつまるた

小学校を出るとすぐ、多分その年の夏時分だったろう、祖母は裏の物置小屋の土間に松丸太（まつまるた）かなんかで床をつくり、その上に二、三枚の古畳（ふるだたみ）を敷いて、それを私の部屋にあてがった。

何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)

縄（なわ）が焼（や）けきれたか、すぐそばへ、火の粉（こ）をちらして落ちてきた一本の松丸太（まつまるた）。

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

松	常用漢字 小４ 部首:⽊ 8画
丸	常用漢字 小２ 部首:⼂ 3画
太	常用漢字 小２ 部首:⼤ 4画