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齦
ふりがな文庫
“齦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はぐき
92.3%
もと
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はぐき
(逆引き)
こんな文句を毎日眼の前におきながら、弁当をぱくついてゐた雪堂といふ百人頭は
性来
(
うまれつき
)
齦
(
はぐき
)
の
勁
(
つよ
)
い、胃の腑の素敵に丈夫な男だつたらしい。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
笑うと出っ歯の
齦
(
はぐき
)
の露出するのも気になったが、お品が悪くはないながらに口の利き方や気分に、どこか
肥料
(
こやし
)
くさいようなところがあった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
齦(はぐき)の例文をもっと
(12作品)
見る
もと
(逆引き)
ゴーンと云うのが上野の
午刻
(
こゝのつ
)
だから今の十二時で何う云う訳か楊枝が四本あります、一本へ歯磨を附けまして歯の
齦
(
もと
)
と表を磨き、一本の楊枝で下歯の表を磨き、又一本の楊枝で歯の裏を磨き
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
齦(もと)の例文をもっと
(1作品)
見る
齦
漢検1級
部首:⿒
21画
“齦”の関連語
歯齦
“齦”を含む語句
歯齦
齒齦
齦肉
“齦”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
徳冨蘆花
薄田泣菫
三遊亭円朝
徳田秋声
木暮理太郎
久生十蘭
海野十三
宮本百合子