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口角
ふりがな文庫
“口角”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうかく
66.7%
くちもと
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうかく
(逆引き)
彼れ
白痘
(
はくとう
)
満顔、広額
尖頤
(
せんい
)
、
双眉
(
そうび
)
上に釣り、両頬下に
殺
(
そ
)
ぐ、
鼻梁
(
びりょう
)
隆起、
口角
(
こうかく
)
緊束
(
きんそく
)
、細目
深瞳
(
しんとう
)
、ただ眼晴
烱々
(
けいけい
)
、
火把
(
たいまつ
)
の如きを見るのみ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
肉のたるんだ先生の顔には、悠然たる微笑の影が浮んでいるのに
関
(
かかわ
)
らず、
口角
(
こうかく
)
の筋肉は神経的にびくびく動いている。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
口角(こうかく)の例文をもっと
(4作品)
見る
くちもと
(逆引き)
満枝は彼の
遽
(
にはか
)
に
捩向
(
ねぢむ
)
きて
膝
(
ひざ
)
の
前
(
すす
)
むをさへ覚えざらんとするを見て、
歪
(
ゆが
)
むる
口角
(
くちもと
)
に
笑
(
ゑみ
)
を忍びつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
暫らく
立在
(
たたずん
)
での
談話
(
はなし
)
、
間
(
あわい
)
が
隔離
(
かけはな
)
れているに
四辺
(
あたり
)
が騒がしいのでその言事は
能
(
よ
)
く解らないが、なにしても昇は絶えず
口角
(
くちもと
)
に微笑を含んで、折節に手真似をしながら何事をか
喋々
(
ちょうちょう
)
と饒舌り立てていた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
口角(くちもと)の例文をもっと
(2作品)
見る
“口角”の意味
《名詞》
口角(こうかく)
口の両脇。
(出典:Wiktionary)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“口角”で始まる語句
口角沫
検索の候補
口角沫
“口角”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
尾崎紅葉
二葉亭四迷
森鴎外
芥川竜之介