いわお)” の例文
旧字:
いわおの上のヨハネは、断崖だんがいの上のスフィンクスである。われわれはその言葉を解くことを得ない。それはユダヤの人であり、ヘブライの言葉である。
或いはこの獣が荒血の香を好むというがごとき、怪しい博物学の資料にもなっているようだが実事としてはあまりに似通うた例のみ多く、しかもその故跡には大木やいわおがあって
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)