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卯花
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うのはな
ふりがな文庫
“
卯花
(
うのはな
)” の例文
しかれども
春雨
(
はるさめ
)
に
傘
(
かさ
)
、暮春に女、
卯花
(
うのはな
)
に尼、
五月雨
(
さみだれ
)
に馬、
紅葉
(
もみじ
)
に滝、暮秋に牛、雪に
燈火
(
ともしび
)
、
凩
(
こがらし
)
に
鴉
(
からす
)
、名所には京、
嵯峨
(
さが
)
、
御室
(
おむろ
)
、大原、
比叡
(
ひえい
)
、
三井寺
(
みいでら
)
、瀬田、須磨、奈良、宇津
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
この日花を神に捧げる風習はいかにも広く行われているが、必ずしもことごとく竿の頭に付けて立てはせぬ。現に
孝経楼漫筆
(
こうきょうろうまんぴつ
)
に依れば「江戸四月八日に
卯花
(
うのはな
)
を門戸に
插
(
はさ
)
む云々」
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
其
巻
(
けんの
)
四辛巳の詩中に、「送霞亭北条先生応召赴東都」の七律がある。そして「特招元有光輝在、莫為啼鵑思故園」は其七八である。此詩の前には
水晶花
(
すゐしやうくわ
)
の詩がある。水晶花は
卯花
(
うのはな
)
であらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
夏
(
なつ
)
は
垣
(
かき
)
ほの
卯花
(
うのはな
)
鴇毛
(
つきげ
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
卯
漢検準1級
部首:⼙
5画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“卯花”で始まる語句
卯花縅
卯花衣