“うのはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卯花66.7%
豆府殻16.7%
雪花菜16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日花を神に捧げる風習はいかにも広く行われているが、必ずしもことごとく竿の頭に付けて立てはせぬ。現に孝経楼漫筆こうきょうろうまんぴつに依れば「江戸四月八日に卯花うのはなを門戸にはさむ云々」
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また、うっかり、下の縁側を卯の花が、葉をからんだ白い脚が、寝衣ねまきすそいて寝みだれ姿で寝床からと……その様子が、自分勝手の胸にあった。ただし、他家様よそさまのお惣菜を、豆府殻うのはな、は失礼だ。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雪花菜うのはな 八五・六六 三・六六 〇・八四 六・三五 二・九〇 〇・五九
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)