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北麓
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ほくろく
ふりがな文庫
“
北麓
(
ほくろく
)” の例文
これによると、最後の氷河期の氷河が
崑崙
(
こんろん
)
の
北麓
(
ほくろく
)
に押し出して来て今のコータンの近くに
堆石
(
たいせき
)
の帯を作っている。
ロプ・ノールその他
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
日本にも『東鑑』に、俣野景久、橘遠茂の軍勢を相具し甲斐源氏を
伐
(
う
)
たんと富士
北麓
(
ほくろく
)
に宿った夜、その兵の弓絃を鼠に噛み尽くされついに敗軍したとあり。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
第×師団第×聯隊の
白襷隊
(
しろだすきたい
)
は、
松樹山
(
しょうじゅざん
)
の
補備砲台
(
ほびほうだい
)
を奪取するために、
九十三高地
(
くじゅうさんこうち
)
の
北麓
(
ほくろく
)
を出発した。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
富士山
北麓
(
ほくろく
)
の『
甲斐
(
かい
)
妙法寺記』、
下総
(
しもうさ
)
香取神宮
(
かとりじんぐう
)
の『
録司代家文書
(
ろくじだいけもんじょ
)
』、その他飛び飛びに発見せられた数箇所の例は、いずれも
書札
(
しょさつ
)
作成の日附として記入せられたものであった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「一路、青州街道からここの
北麓
(
ほくろく
)
の下へ近づくらしい」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
麓
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
“北”で始まる語句
北
北国
北京
北風
北叟笑
北海
北海道
北方
北斎
北上