“白襷隊”の読み方と例文
読み方割合
しろだすきたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各師団から選抜された、二千人余りの白襷隊しろだすきたいは、その大なる×××にも、いやでも死ななければならないのだった。……
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
旅団参謀は鼻声に、この支那人をとらえて来た、戸口にいる歩哨をびかけた。歩兵、——それは白襷隊しろだすきたいに加わっていた、田口たぐち一等卒いっとうそつにほかならなかった。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
第×師団第×聯隊の白襷隊しろだすきたいは、松樹山しょうじゅざん補備砲台ほびほうだいを奪取するために、九十三高地くじゅうさんこうち北麓ほくろくを出発した。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)