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勲
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いさお
ふりがな文庫
“
勲
(
いさお
)” の例文
旧字:
勳
「其方は、早くから予に仕えておる
辛毘
(
しんび
)
の兄ではないか。予の陣中に留まって、弟と共に
勲
(
いさお
)
しを立て、将来、大いに家名をあげたらどうだ」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、お前は勇敢な、冒険好きの若者だから、きっとそれを、お前が
勲
(
いさお
)
をたてるための願ってもない機会にめぐり合ったものとして、仕合せに思ってくれるだろう。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
綾麻呂
勲
(
いさお
)
高き
武人
(
もののふ
)
の家系、臣、石ノ上ノ綾麻呂から五位の位を奪いとった我等が
仇敵
(
きゅうてき
)
は?
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
見ずや、曹操のごときは、累代の君家に、何の
勲
(
いさお
)
だになく、しかも常に帝を害し奉らん機会ばかりうかがっていることを。家門高ければ高きほど、その罪は深大ではないか。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ごらん下さい、この和子の身支度を。すぐここより父孝高のいる
播磨
(
はりま
)
の陣へ参って、父に劣らぬ
勲
(
いさお
)
を立てて、
華々
(
はなばな
)
と生死の
関頭
(
かんとう
)
に、将来の命数をまかせる覚悟にござりまする」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「北国の士民も、これからは、いささか業を楽しめるであろう。その方たちの働きを、大きな
勲
(
いさお
)
といわねばならぬ。さらに、又左衛門利家を
親柱
(
おやばしら
)
となし、以後の
安泰
(
あんたい
)
を守られよ」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勲
常用漢字
中学
部首:⼒
15画
“勲”を含む語句
勲功
勲章
殊勲
勲爵士
長勲
金鵄勲章
殊勲者
元勲
叙勲
勲爵
武勲
勲位
有勲者
月成勲
放勲
手勲
張勲
慇勲
爵位勲章
茂勲
...