“武勲”の読み方と例文
読み方割合
ぶくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刑事、黒田清太郎氏は、今赫々かくかく武勲ぶくんに、光り輝いている。世人は同氏を和製のシャーロック・ホームズとまで讃嘆している。
一枚の切符 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「あれほどな父を持ち、これほどな恩師を持ち、そちはよほどしあわせ者だ。さだめし行末よい武勲ぶくんを持つだろう。重治にいて中国へけ。信長がその初陣ういじんを祝うてとらせる」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)