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力持
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ちからもち
ふりがな文庫
“
力持
(
ちからもち
)” の例文
この連中に、英国生れの
力持
(
ちからもち
)
がいて、一人で大砲のようなものを
担
(
かつ
)
ぎあげ、毎日ドンドンえらい音を立てたので、一時は観音様の鳩が一羽もいなくなりました。
寺内の奇人団
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
大した
力持
(
ちからもち
)
でな! あいつを
近衛兵
(
このえへい
)
にでもしたら、どんなえらい出世をしたか分ったものじゃないて——なんしろ背長が、六尺五寸一分からあったんだからね!
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
河中へ
漕出
(
こぎだ
)
して
深水
(
ふかんど
)
へ沈めにかけるより仕様は有るめえが、何か重い物を
身体
(
からだ
)
に巻附けたいと思うが、あの団子を売る
葮簀張
(
よしずッぱり
)
の
処
(
とこ
)
に
力持
(
ちからもち
)
をする石が有るから、縄も一緒に探して持って
来
(
き
)
や
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の子が大變な
力持
(
ちからもち
)
で、走ることの疾さは鳥の飛ぶごとしとある。そして三野國の狐の
直
(
あたひ
)
らが根本はこれなりとあるが、これは諸書にも引かれてゐるであらうからかなり知られてゐるかもしれない。
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
吾輩は別にタッタ一人で時間つなぎに少年
力持
(
ちからもち
)
をやった。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
怪しい客は、えらい
力持
(
ちからもち
)
だった。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“力”で始まる語句
力
力瘤
力業
力強
力量
力者
力士
力味
力餅
力任