“力持”の読み方と例文
読み方割合
ちからもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この連中に、英国生れの力持ちからもちがいて、一人で大砲のようなものをかつぎあげ、毎日ドンドンえらい音を立てたので、一時は観音様の鳩が一羽もいなくなりました。
寺内の奇人団 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
大した力持ちからもちでな! あいつを近衛兵このえへいにでもしたら、どんなえらい出世をしたか分ったものじゃないて——なんしろ背長が、六尺五寸一分からあったんだからね!
河中へ漕出こぎだして深水ふかんどへ沈めにかけるより仕様は有るめえが、何か重い物を身体からだに巻附けたいと思うが、あの団子を売る葮簀張よしずッぱりとこ力持ちからもちをする石が有るから、縄も一緒に探して持って