“刻(ほり)” の例文
以前から派手なのが嫌ひで、まだ若いのにあまり年増づくりだなどと言はれたのであつたが、その好みは今でも変らないらしく、黒繻子の帯に素銅(すあか)の二疋鮎の刻(ほり)のしてある帯留などをしてゐた。
時子 (新字旧仮名) / 田山花袋、田山録弥(著)