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処柄
ふりがな文庫
“処柄”の読み方と例文
読み方
割合
ところがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがら
(逆引き)
これは
処柄
(
ところがら
)
から止むを得ないであろう。
尤
(
もっと
)
もそのウラには、寧ろ貧民窟に近い長屋式の家が、ゴチャゴチャしている事が表通りから見える。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
手を
曳
(
ひ
)
いたの、一人で大手を振るもあり、笑い興ずるぞめきに
交
(
まじ
)
って、トンカチリと
楊弓
(
ようきゅう
)
聞え、
諸白
(
もろはく
)
を
燗
(
かん
)
する
家
(
や
)
ごとの煙、両側の
廂
(
ひさし
)
を
籠
(
こ
)
めて、
処柄
(
ところがら
)
とて
春霞
(
はるがすみ
)
、神風に
靉靆
(
たなび
)
く風情、
灯
(
ひ
)
の影も深く、浅く
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「なるほど、この酒は飲める、
処柄
(
ところがら
)
だけに味が上品である」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
処柄(ところがら)の例文をもっと
(3作品)
見る
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“処”で始まる語句
処
処女
処々
処刑
処置
処分
処刑場
処女心
処刑台
処方
“処柄”のふりがなが多い著者
杉山萠円
中里介山
夢野久作
泉鏡花