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凝性
ふりがな文庫
“凝性”の読み方と例文
読み方
割合
こりしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こりしょう
(逆引き)
老僧か、小坊主か
納所
(
なっしょ
)
かあるいは門番が
凝性
(
こりしょう
)
で
大方
(
おおかた
)
日に三度くらい
掃
(
は
)
くのだろう。松を左右に見て半町ほど行くとつき当りが本堂で、その右が
庫裏
(
くり
)
である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
れいの
凝性
(
こりしょう
)
で本式に腰蓑一つになって丈一の
継竿
(
つぎざお
)
をうち振りうち振り、はや他念のない模様である。
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
気前が面白ければ
銭遣
(
ぜにづかい
)
が荒く、
凝性
(
こりしょう
)
なれば悟過ぎ、優しければ遠慮が深し、この方ならばと思うような
御人
(
おひと
)
は弱々しくて、さて難の無い御方というのは、見当らないのでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
凝性(こりしょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“凝”で始まる語句
凝
凝視
凝然
凝乎
凝結
凝固
凝議
凝脂
凝塊
凝集
“凝性”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
林不忘
島崎藤村
久生十蘭
夏目漱石
永井荷風