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其寺
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そこ
ふりがな文庫
“
其寺
(
そこ
)” の例文
私の実家(私は高村家の養子であることは前申した通り)の
菩提寺
(
ぼだいじ
)
が浅草
松葉町
(
まつばちょう
)
にあるので
其寺
(
そこ
)
の坐敷を借りることにしました。
幕末維新懐古談:52 皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
十二月十五日朝十時に
其寺
(
そこ
)
を出立しシカチェの町を横切って行くことほぼ一里にしてサンバ・シャル(東の橋)という大きな橋に着きました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
大隅国加治木
(
おおすみのくにかじき
)
に
長念寺
(
ちょうねんじ
)
という寺がある。
其寺
(
そこ
)
に、
或
(
ある
)
人が死んで
葬
(
ほうむ
)
られた。生前の名は忘れました。四十九日
経
(
た
)
ってから家族が墓石を建てたんです。
□本居士
(新字新仮名)
/
本田親二
(著)
私が羊をくれた人はトクチェンの駅場へ羊毛の税品を
納
(
おさ
)
めに行った人だそうで、ちょうど四名ばかり
其寺
(
そこ
)
へ泊り合わせたその人らに死んだ羊の肉を遣りますと
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
それに
日限
(
ひぎ
)
りもあることで、毎日
其寺
(
そこ
)
に通い充分注意を致して仕事に取り掛かりました。
幕末維新懐古談:52 皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
▼ もっと見る
私も
其寺
(
そこ
)
へ参詣してその中におさめてある二十一の
解脱
(
げだつ
)
〔
仏
(
ぶつ
)
〕
母
(
ぼ
)
に参拝しましたが、なかなかありがたい姿で美術的の眼から見ても余程立派なものと思われた。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後