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六十幾歳
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ろくじふいくさい
ふりがな文庫
“
六十幾歳
(
ろくじふいくさい
)” の例文
實
(
じつ
)
は
六十幾歳
(
ろくじふいくさい
)
の
婆々
(
ばゞ
)
で、かもじを
亂
(
みだ
)
し、
白
(
しろ
)
ぬのを
裸身
(
はだかみ
)
に
卷
(
ま
)
いた。——
背中
(
せなか
)
に、
引剥
(
ひつぺ
)
がした
黒塀
(
くろべい
)
の
板
(
いた
)
を
一枚
(
いちまい
)
背負
(
しよ
)
つて
居
(
ゐ
)
る。それ、トくるりと
背後
(
うしろ
)
を
向
(
む
)
きさへすれば、
立處
(
たちどころ
)
に
暗夜
(
やみ
)
の
人目
(
ひとめ
)
に
消
(
き
)
えたのである。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
歳
常用漢字
中学
部首:⽌
13画
“六十”で始まる語句
六十路
六十
六十谷
六十梃
六十劫
六十歳
六十三歳
六十九疊
六十五尺
六十余州