“公事沙汰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじざた66.7%
くじさた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「出るところへ出るっていうけれど、本当にそうするつもりなら御自分でして下さいね、あたしは公事沙汰くじざたなんかいやですよ」
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
寺の境内に起ったことは、寺社奉行の支配で、町方は関係しないのが普通ですが、揉事もめごと公事沙汰くじざたと違って、人殺しや泥棒となると、寺社奉行の馴れない手先では始末におえません。
寛永八年二月二日町奉行島田彈正忠殿だんじやうのちうどのたくへ老中方其外役々寄合よりあひ公事沙汰くじさたありしが始めにて其後酒井さかゐ雅樂頭うたのかみ酒井讃岐守さぬきのかみ殿并に老中方の屋敷やしきへ寄合れしに寛永十二年十一月十日御城内じやうないに評定所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)