“公事向”の読み方と例文
読み方割合
くじむき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すきこそ物の上手じやうずなれとたとへの通り飽迄あくまで公事向くじむきに手なれし長助が思ひ通りの訴状御取上に成りしかばお光のよろこび一方ならず然るに三四日過て御呼出よびだしに相成越前守殿願ひ人お光清右衞門長助の三人へ申渡されけるは此訴訟のおもむきにては先年同役たる中山出雲守の係りにて裁許さいきよ相濟あひすみたる事件ことがら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)