“八(は)” の例文
女らしいぞと口の中で独語(つぶやき)ながら、誰だ女嫌ひの親分の所へ今頃来るのは、さあ這入りな、とがらりと戸を引き退くれば、八(は)ッ様(さん)お世話、と軽い挨拶、提灯吹き滅(け)して頭巾を脱ぎにかゝるは
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)