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八戒
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はっかい
ふりがな文庫
“
八戒
(
はっかい
)” の例文
昼餉
(
ひるげ
)
ののち、
師父
(
しふ
)
が道ばたの松の樹の下でしばらく
憩
(
いこ
)
うておられる間、
悟空
(
ごくう
)
は
八戒
(
はっかい
)
を近くの原っぱに連出して、変身の術の練習をさせていた。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ところが二年ほど前に思わぬところで、ひょっくり本物の
八戒
(
はっかい
)
に出会ったのにはちょっと驚いた。それは
正
(
まさ
)
しく本物の八戒と言ってよいものなのである。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
「また
悟空
(
ごくう
)
に
八戒
(
はっかい
)
かい?」
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
もっとも、あの
不埒
(
ふらち
)
な
八戒
(
はっかい
)
の解釈によれば、俺たちの——少なくとも
悟空
(
ごくう
)
の師父に対する敬愛の中には、多分に男色的要素が含まれているというのだが。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
嗅覚
(
きゅうかく
)
・味覚・触覚のすべてを挙げて、この世に
執
(
しゅう
)
しておる。あるとき
八戒
(
はっかい
)
が
俺
(
おれ
)
に言ったことがある。
悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
戒
常用漢字
中学
部首:⼽
7画
“八”で始まる語句
八
八幡
八百屋
八釜
八歳
八重
八卦
八百万
八丁堀
八代