“兩國下”の読み方と例文
読み方割合
りやうごくした100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あゝ、こんなときには、兩國下りやうごくしたいわしはしないかな。」と、にもつかないが、事實じじつそんなことおもつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……かつつくだから、「かにや、大蟹おほがにやあ」でる、こゑわかいが、もういゝ加減かげんぢいさんのふのに、小兒こども時分じぶんにやあ兩國下りやうごくしたいわしがとれたとはなした、わたし地震ぢしん當日たうじつ、ふるへながら
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)