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停留所
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ていりゅうじょ
ふりがな文庫
“
停留所
(
ていりゅうじょ
)” の例文
博士
(
はくし
)
の家は町をみおろす、
丘
(
おか
)
のうえに建っている。そこからは、丘のふもとの『
銀
(
ぎん
)
ねこ』
酒場
(
さかば
)
や、バスの
停留所
(
ていりゅうじょ
)
が、ひと目でみることができた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
K町のバスの
停留所
(
ていりゅうじょ
)
には、この早いのにもう用たしをすましてきた客が二人、
下
(
くだ
)
りバスをまっていた。六十を二つ三つすぎたらしく見えるおじいさんと、三十前後の女客と。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ゴウ、ガタン、ゴウ、ガタンといって、
電車
(
でんしゃ
)
は
走
(
はし
)
っていました。ある
停留所
(
ていりゅうじょ
)
で、ちょっととまるとみすぼらしい、
腰
(
こし
)
の
曲
(
ま
)
がったおじいさんが、つえをついて、
電車
(
でんしゃ
)
にのりました。
一銭銅貨
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
丘のふもとのバスの
停留所
(
ていりゅうじょ
)
のすぐ前の
酒場
(
さかば
)
『
銀
(
ぎん
)
ねこ』では、さっきからまるまるとふとったおやじが、むちゆうになって、ひとりの
客
(
きゃく
)
をあいてに、さかんに、
競馬
(
けいば
)
の話をまくしたてていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
春は目の前にきていながら
珍
(
めず
)
らしく雪の
降
(
ふ
)
る中を、ひとバスおくれた大石先生は、学校前の
停留所
(
ていりゅうじょ
)
から
傘
(
かさ
)
もささずに走って、職員室にとびこんだとたん、
異様
(
いよう
)
な
室内
(
しつない
)
の空気に思わず立ちどまり
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
停
常用漢字
小5
部首:⼈
11画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“停留”で始まる語句
停留場